防根シート スミリン・バンブーエッジ 施工方法

施工手順
  • 1.防根シートをするエリアを決めたらバックホウ(重機)で1m掘削する。オペレーター1人と補助1人で行うと効率が良い。要所の深さをチェックする。
  • 2.1人が端部を押さえ、もう1人がシートを広げていく。2人で設置するのが良い。
  • 3.シート同士のジョイントを190mm重ね、付属の接続テープで隙間ができないように接続する。根がある側に10mm出すのがポイントです。
  • 4.シートを広げる場合、シートがたるまないように2m間隔で浅木などの支柱を立てる。
  • 5.設置完了後に土を埋め戻します。シートが土中に引き込まれたり、よれないように埋め戻してください。 500mmmほど土を戻したら、浅木を抜いてください。
  • 6.最後にタンパなどで踏み固めてください。1年中にわたって日差しが照りつける露出部は、紫外線劣化防止テープで劣化保護してください。
注意:施工の注意点
  • ・シート上部を竹林の場合は100mm、その他の場合は50mm地表に露出してください。
  • ・シートはカッターやハサミで簡単にカットできます。
  • ・シートを延長する場合は、専用の付属している接続テープ(ガムロンMGベースB20)でシート同士を重ねて接続して下さい。
  • ・ポリオレフィン系(ポリプロピレン、ポリエチレン)などは有機素材のため、紫外線劣化を起こす素材です。シート露出部が1年中にわたって日差しが照りつける場所は、オプションの紫外線劣化防止テープを使用してください。
注意:勾配や崖のある場所に竹の対策について
  • 上記のような勾配や崖のある場所に「竹」などが自生している場所では、
    スミリン・バンブーエッジの下より根が侵入してきます。
  • 伐採と伐根をしたうえで根を進入させない対策が必要です。
防根シート スミリン・バンブーエッジ 施工例:竹
  • 上記の画像はスミリン・バンブーエッジを竹の根を防ぐ目的で施工したものです。
  • スミリン・バンブーエッジは竹の種類で1番強い貫通力を持つ「孟宗竹」の地下茎が50Nの貫通力に対して模擬針貫通強度を65N(平均値)を有しているので貫通の心配が無く、しっかりと根の侵入を防ぐことができます。