芝生の除草剤を散布する時や、畑の面積を表す時、家の間取りを伝える時等に使用される日頃余り耳にしない単位があります。
そんな単位で伝えられても、パッと広さが思い浮かばない方が多いと思いますので一通りまとめました。

「ヘクタール(ha)」は、日頃私たちが使い馴染んでいる、メートル法の単位のひとつになります。
1ヘクタールは、10000平方メートルになります。(例)100m×100mの広さ。
ヘクタールの下の位に位置するものに「アール(a)」があります。
1アールは、100平方メートルです。(例)10m×10mの広さ。
よって、1ヘクタールは、100アールになります。

「坪」は、尺貫法による面積の単位になります。
1坪は、約3.305平方メートルになります。1辺が6尺の正方形の面積という広さ。畳が2畳分の広さ。
職人の方や、土地の話をする際によく「坪単価」などと使われていますが、正式な不動産取引においては坪のみでの表記は禁止されています。

「反(たん)」も尺貫法による面積の単位になります。土地の面積に使われる反と布の大きさを表す反があります。
土地の面積を表す1反は、991.74平方メートルで300坪になります。約10アールです。
この10倍の広さを表すのに10反で1町歩(ちょうぶ)という単位があります。
1町歩は、約9917.4平方メートル、約1ヘクタールです。

関連する長さの単位で「尺」「寸」「分」などがあります。因みに1尺は、30.3センチメートルになります。1寸は、3.03センチメートルになります。