今の社長の思い
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色々な人に助けられて創業は、したものの、少し良くなると、なぜか、周りの人の目が違ってくる。
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田舎は、協調社会だ。
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やはり、みんなと同じであれば、誰も文句は言わない。
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それが、少し飛びぬけて行くと、「あいつは、何だ。俺が面倒を見てやったのに」となる。
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ここに、人間の自我が出る。
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誰でも、人間は、自分が一番でありたい。
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だからこそ、負けるのが悔しい。
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「ならば、自分もやったら、良いだろう」と、本音の言葉を言ったら、
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「なんだ、この野郎」と、けんかになるだろう・・・
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だから、ここは、じっと我慢するしかない。
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でも、考えようだ。
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「怒るのは、人間の自我の表れだ」と理解すれば、本気になってけんかして、敵を作るより、じっと我慢して、自分がこれからの事を真剣になって考えればよい。
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モグラたたきと言うゲームがある。今は、違う社会となってきたが、以前の田舎は、
今まで、申し上げたように、このゲームのような社会だった。
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しかし、良くなる為には、自分自身で努力して良くなって行くしかない。
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私は、自分だけが良くなろうとして、この事業を起こした訳でない。
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本当に、何度も何度も、何日も、何日も「俺は、何で、ここにいるのだろう・・・何でこんなことをして行かなきゃいけないんだ」夜になると、泣きながらの日々を送っていた。
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毎日、夜が空けると、田んぼや畑に出て、雑草取り(除草)に明け暮れて、日が暮れて夜になると眠ると言う、何の楽しみもなかった。希望もなかった。
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そんな自分が変われたのが、除草と言う大変な作業を省力化する事の出来る、除草剤と言う商品に出会えたからである。
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あの時、このような商品に出会えなかったら、今の自分は無い。と断言したい。
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私は、今もそうだが、人に恵まれている。恵まれたおかげで、生きている。
「除草剤と言うものがある」と言う事を教えてくれた人、その除草剤について詳しく教えてくれた薬局の主人、それを販売するようになるまで色々な手助けをしてくれた人、最初にお客様開拓を手伝ってくれた人、お客様になってくれた人、本当に沢山の人のご協力があって、この事業が始まった事を私は、決して忘れない。
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